長崎・水辺の森で「学校では教えてくれない お金の授業」

昨年開催された講演会で登壇する白石さん

昨年開催された講演会で登壇する白石さん

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 長崎港に接する水辺の森公園(長崎市常磐町)で10月22日、開催中のラブフェス会場内で体験型課外授業「学校では教えてくれない お金の授業」が行われる。主催は凸凹楽習塾・勉強ラボ。

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 白石直子塾長は「学校や塾の授業だけでは、なかなか教えられないことがたくさんあり、お金というシステムもその一つ。今回はイベント出店者さんの協力を得て、実際の現場で課外授業を行うことにした」と説明する。

 勉強が苦手な子どもを主な対象とする同塾では今回のイベントのほか、メンタル面を鍛える授業や、IT関係の創作能力を鍛えるITクリエイティブスクールなどをそろえた「選べる授業」を来月から開講する予定。

 協賛した居酒屋「Goheita」(浜町)の出店で子どもたちが実際に働き、売り上げを通して現金に触れ、原価計算を把握することで「お金の流れ」を感覚的に実体験するという。

 「大人でも従業員と経営者では、お金に対する感覚が天地ほど違う。自分自身も雇われて講師をしていたころと、経営者となった今では、感覚的に大きな違いがある。子どものうちから感覚として『お金の流れ』を知ることにより、少しでも起業家としての感性が育てばうれしい」と白石さん。参加した子どもは後日、「利益とは何か?」「もっと利益を増やすには?」をテーマに同塾で開催する「出店改善シミュレーション」を受ける。

 対象は小学4年生~6年生。定員4人。参加無料。

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