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長崎の自然食レストランが新店出店費用支援呼び掛け 2日間で目標額達成

食材となる野菜

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 自然食レストラン「ティア長崎銅座店」(長崎市銅座町)が現在、新店舗出店費用の一部支援を呼び掛けている。

貸切ワークショップ(イメージ)

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 地元長崎産の無農薬・有機栽培野菜にこだわった料理を提供する店として約17年前にオープンした同店は、長崎では「自然食レストランのさきがけ」として知られる。

 JR長崎駅に隣接するアミュプラザ長崎(尾上町)1階に6月30日オープン予定のテークアウト専門店「ティア DELI」では、自然食材にこだわった弁当や総菜、焼き菓子、調味料などを提供する。出店費用の一部に充てるため、100万円を目標にクラウドファンディングを5月中旬から始め、2日間で目標額に達した。

 店主の久保山健司さんは新たに目標額を200万円に設定し、ティア長崎銅座店3階に「コミュニケーションルーム」を設置するための準備を始めた。同ルームは15人ほどが利用できる貸し切りスペースで、子どもを自由に遊ばせながら食事を楽しむことができるという。階下にある同店のケータリングや弁当を利用できるほか、飲食物の持ち込みも可能。バス、トイレ、シャワーを備え、6月30日の同時オープンを目指す。

 久保山さんは「食事を楽しみたいけど『子どもが迷惑をかけるのでは』と遠慮しているママたちが集まり、お子さんとゆっくり食事が楽しめるスペースにしたい。来てよかったと心から思っていただける空間にしたい」と笑顔を見せる。

 リターン品は「ティア長崎銅座店の食事券」(5,000円、1万円)をはじめ、食材ボックス(1万円)、ディナー貸し切り権(10万円)など。募集期間は6月29日23時まで。

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