クレープ専門店「Crepe Vloom」（クレープブルーム、長崎市万屋町）が3月4日、オープンした。

クレープは注文を受けてから1枚ずつ焼き上げる

　オーナーの銭田結稀さんはパティシエの資格を取得後、長崎市内のイタリアンレストランに10年ほど勤務。昨年、大村市にオープンしたクレープカフェの立ち上げにも携わっていたが、地元で自分の店を出したいと開業を決めた。店名は「笑顔を咲かせたい」という意味から英語の「bloom」とピースサインの「V」をかけ合わせた。

　雑居ビル入り口にある黄色いのぼりが目印となっている同店。地元の若者を中心に修学旅行の自由時間にSNSを見て訪れる学生の姿もあるという。

　メニューには、銭田さんが生地の配合にこだわり手作りで一枚ずつ焼き上げるさまざまなクレープが並ぶ。定番のデザートクレープは生のフルーツを使い、生クリームやカスタードクリーム、チョコレート、あんこなどバリエーション豊かなトッピングをそろえた。「BLT（ベーコン・レタス・トマト）」（550円）や「てりやきチキンとタマゴサラダ」（650円）などサラダ系やおかず系クレープも用意した。「生地そのもののおいしさを楽しんでもらいたい」と、ザラメ糖とバターで焼き上げたシンプルな「シュガーバター」（400円）もラインアップしている。

　追加トッピングでチョコホイップ（変更54円、追加108円）が選べるほか、一部のクレープでは同店のオリジナルのデコレーション「Vloomアニマルズ」（各200円）も用意。銭田さんによると「初めはハリネズミだけだったが好評だったため少しずつ種類を増やし、ウサギやライオン、パンダ、シロクマ、クマの6種類を用意している。ハリネズミが一番人気だが、どれもかわいいと喜んでもらっている」と笑顔を見せる。

　営業時間は11時～18時。木曜定休。