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長崎の年間PV1位は「おこのみやきのとや」 動物愛護の記事もランクイン

「のとや」店主の松尾さん

「のとや」店主の松尾さん

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 長崎経済新聞の2024年年間PV(ページビュー)ランキングは長崎市中園町にオープンしたお好み焼き店「おこのみやきのとや」を紹介した記事だった。

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 ランキングは、今年1月1日から12月12日までの1年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 長崎・中園町に「おこのみやきのとや」 昔ながらの雰囲気の店目指す(8/25)

2. 長与町にカフェ「テトラ」 焼き菓子や中川鮮魚の魚を使ったメニューも(8/29)

3. 長崎・三重地区で「みなと祭り」 花火も2倍に拡大(10/4)

4. 長崎・千歳町に「夜めし処 結」 気軽に立ち寄れる「夜の食堂」目指す(1/25)

5. 長崎・船大工町に「スイーツの晩餐」 夜の繁華街で深夜営業(1/18)

6. 長崎・思案橋にイタリアンと中華の融合店 オープンから半年(6/11)

7. 長崎で活動の動物愛護団体、ペットバブル崩壊による保護犬増で支援呼びかけ(7/23)

8. アミュプラザ長崎に「大衆割烹樋口」の持ち帰り専門店 名物料理も復刻(3/6)

9. 長崎・大浦町に揚げ焼きパン専門店「MP cafe」 観光客利用も見込む(4/10)

10. 長崎・豊洋台にどら焼き専門店 移動販売から実店舗開業を実現(1/29)

 1位の「おこのみやきのとや」は店主の松尾妃さんの父が幼い頃から作ってくれていたお好み焼きを再現し、勤めていた銀行を退職して「いつか家族でしよう」と話していたお好み焼き店を実現した店。「子どもの頃に小学生が小遣い片手に立ち寄っていた手軽なお好み焼店の雰囲気の店」を目指す同店のお好み焼きは、黒かんぼこ(かまぼこ)、魚肉ソーセージを具材に使い、長崎では皿うどんソースとしても親しまれる辛口の「金蝶ソース」で「長崎らしいお好み焼き」を提供する。

 2位のカフェ「TEtoRA(テトラ)」は、店主の寺脇和美さんと「将来はカフェを開きたい」と夢を抱いてきた三女の美桜さんが自宅の一角に構えた店。和美さんの実家の「中川鮮魚店」(斉藤郷)の魚を使ったランチやパン、焼き菓子などを提供する。3位はコロナ禍で開催できなくなっていた地域の夏祭りを長崎市北部商工会青年部の有志らが復活させた「第28回三重地区みなと祭り」の記事がランクイン。2回目となる今年は賛同する企業が増え、花火が2倍に拡大した。

 4位以降も飲食関連の記事が上位になるなど、新店や飲食イベント情報が読者の関心を集める結果となった。7位は今年12月に15周年を迎えた一般社団法人「長崎ライフオブアニマル」が施設拡大や保護数の増加に伴う医療費確保のため支援を呼びかける記事だった。殺処分が全国でもワーストトップクラスの常連県だった長崎県だが、同団体の活動が実を結び、長崎市での犬の殺処分ゼロを10年以上にわたり実現している。

 長崎経済新聞は2025年も、広域長崎圏周辺の旬の動きをタイムリーに発信していきたい。

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