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長崎で猫の抽象画展「猫が見てる世」-表現者が描いた55点展示

築町商店街で恥ずかしそうに顔を隠して来場を呼び掛ける「まみたん」さん。

築町商店街で恥ずかしそうに顔を隠して来場を呼び掛ける「まみたん」さん。

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 長崎の焙煎(ばいせん)コーヒー喫茶「萌華(もか)」(長崎市築町、TEL 095-828-0177)で4月20日、長崎市在住の表現者・「まみたん」さんが描いた猫のイラストを集めた個展「猫が見てる世」が開かれる。

作品名「石にしちゃうよ」

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 同展は、今年1月に同店で開いた初の個展「猫のように生きる」の第2弾。前回は初めての個展にもかかわらず多くの人が訪れ、10点以上の作品が買い求められた。前回は40点を出品。今回は55点を出品するが、気に入っている5点を除き全て新作だという。

 「このような猫の絵の個展が珍しいということもあったと思うが、あまり広く告知しているわけではないのに、次から次に多くの人に見に来ていただけたのがとてもうれしかった」とまみたんさん。昨年11月まで福祉施設でパート職員として働いていたが、自宅で飼っている猫を題材にしたイラストだけでなく、詩や短編小説などを何年も前から書きとめ、中には書いた詩にリズムを付けた「歌」も数点あるという多才ぶり。「長年書きためたものを、いつか発表したいと思っていた。表現者と名乗るのは形式にとらわれずに表現したいから」とも。

 「今回の個展では絵の中に言葉を入れてみた。逆説的な言い方だが、絵を見ている人に絵が話しかけてくるように、言葉を読んでいる人の頭の中に絵が浮かんでくるように工夫したつもり。ぜひ感想を聞かせてほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~19時。入場無料。

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