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長崎の眼鏡橋から亀山社中まで動画で道案内-初めての観光客に向け

動画の一部。解説するペロ

動画の一部。解説するペロ

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 コワーキングスペース「ツナグバサンカク」(長崎市上町)は1月31日、同所が毎週金曜日に配信する「サンカクニュース」最新号で眼鏡橋から亀山社中を経由して新大工町電停までの道案内動画を配信した。

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 長崎では1月31日から2月14日まで長崎ランタンフェスティバルが行われている。同所では初めて来崎する観光客へのおもてなしとして約10分の道案内動画「祝!ランタンフェスティバル~眼鏡橋から亀山社中へ」をユーチューブで配信。ぬいぐるみ犬の「ペロ」が案内役をし、実際に歩く人の目線で周辺の景色をカメラが追う。各ポイントではペロが話しているように吹き出し文字で解説する。

 眼鏡橋の前で「眼鏡橋を渡ったら、しばらくまっすぐ進んでね。ここから亀山社中までは歩いて15分ぐらいだよ」と所要時間も解説するペロ。道なりに進む部分は早回ししながら、曲がり角のポイントなどは周りの景色をゆっくり見せる。最初のポイントは1830(天保元)年創業の和菓子店・岩永梅寿軒。ゆっくり解説しながら左折して「アルコア中通り」を直進。次の右折ポイントでは龍馬グッズの自動販売機を紹介しながら寺町通りへ。1624年に創建された日本最古の黄檗宗(おうばくしゅう)寺院「興福寺」に立ち寄るペロ。本堂は国の重要文化財に指定されており、山門が朱塗りであることから「あか寺」とも呼ばれる。動画は長い階段を上りながら亀山社中記念館へ。

 亀山社中記念館から「龍馬のぶーつ」に立ち寄った後、公衆トイレの場所を紹介。土日、祝日のみ開館する「亀山社中資料展示場」や「若宮稲荷神社」で龍馬像を見た後、鳥居をくぐって道を下る。分岐点をゆっくり見せながら鳥居が連続する参道を抜けて車道出た後、特に分かりにくい場所でカメラがゆっくりとまわりを撮影。中島川沿いの車道に出るポイントでは飛び出しへの注意を促す。中島川にかかる歩道橋を抜け、上野彦馬撮影局跡を紹介しながら電車通りに出た後、歩道橋を上って最終目的地の新大工町電停に到着。歩道橋では近くの終点に向かう電車に誤乗車しないよう注意喚起。電停では長崎駅方面(3番)、思案橋方面(4番)、グラバー園方面(5番)と各行き先別に電車の系統番号を紹介している。

 動画を作成したメンバーは「長崎の道は地元の人でも歩き慣れていないエリアは分かりにくい。人気のコースだが初めての人には分かりにくいポイントが多いので特に気をつけながら撮影した。スマートフォンで動画を確認しながら役立ててもらえれば」と話す。

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