長崎に「買ってはいけない凶みくじ」自販機-GW需要見込み発売へ

「ゴールデンウィーク前には発売したい」と、準備が進む「凶みくじ」

「ゴールデンウィーク前には発売したい」と、準備が進む「凶みくじ」

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 長崎市麹屋町にある自販機スポットで現在、「買ってはいけない凶みくじ」の発売準備が進んでいる。

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 商店街の一角にあるコインパーキングに併設する同スポット。「胸きゅん恋みくじ自販機」「龍馬グッズ自販機」「萌えみこおみくじ自販機」「エイズ感染予防自販機」「布ナプキン自販機」などのオリジナル自販機がずらりと並び、じげもん(地元民)の話題を集める人気スポットとなっている。

 同所のオーナーは長崎県行政書士会の監事を務める西津健三さん。「こんな自販機があったら面白いだろうなというアイデアが突然浮かぶことが多い。考え始めたら、実際に作ってみたくなる性格」と笑顔を見せる。

 現在準備中という商品は「凶みくじ」。「自販機の主」は、古代ローマの海神ポセイドンの息子「トリトーネ」。トリトーネの口は「真実の口」と言われ、映画「ローマの休日」のシーンにも登場する。

 同自販機には「手を赤い口(凶みくじの取り出し口)に入れると、心が偽りのものはドクロの歯でかまれるかも知れぬぞ。買わぬが身のためじゃ。とっとと帰るがよい」(以上、原文ママ)との警告文も。「正直者で無事に凶みくじを取り出せた人には、占いの中に運気上昇のヒントが書かれている」という。

 西津さんは「3月いっぱいまでは事務所の業務で手が回らないが、準備は着々と進めている。ゴールデンウィーク前には発売したい。当然だが凶のみで吉は一切出てこない。気が弱い人は買わない方が身のため。それでも勇気を持って買った人には運気上昇のヒントが入っている。そのヒントに気づくかどうかは、その人次第」と話す。

 価格は1回=100円を予定する。

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