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長崎の雑貨店に「手拭い子ども服」 長崎くんちの踊り町手拭いを活用 

手拭い子ども服と堀切康子さん

手拭い子ども服と堀切康子さん

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 新大工商店街近くの雑貨店「ざっかきらく」(長崎市桜馬場1)が現在、手拭いで作る子ども服の注文を受け付けている。

男児用のシャツとズボン

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 長崎市の諏訪神社(上西山町)で毎年10月に開催される大祭「長崎くんち」の踊り町(出し物を披露する町のこと)では、町ごとにデザインされたオリジナルの手拭いを配る風習がある。

 店主の堀切康子さんは、これまでも手拭いを素材にしたバッグなどを販売して好評だったため、昨年末ごろから手拭いで作る子ども服の販売を始めたところ、予約注文が続いているという。

 堀切さんは「デザインが独特な手拭いを子ども服にしたら、『かわいい』という声が多かった。これを着た小さい子どもと一緒にくんち見学したら、本当にかわいいと思う」と笑顔を見せる。

 対象となる子どもは1歳前後(身長80センチ~90センチ程度)。手拭い1枚で、女児はワンピースまたはスカート、男児はシャツまたはズボンなどが縫製できるという。依頼者は同店に手拭いを持ち込み、料金を前払いする。預かった手拭いは所属するハンドメード作家が縫製を手掛け、完成まで約1カ月を要するという。料金は内容により1,300円~1,700円。

 堀切さんは「うれしい悲鳴を上げているところだが、今なら長崎くんちに間に合う。気になる方はぜひお声掛けいただければ」と話す。

 営業時間は10時~17時。日曜、祝日定休。

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