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長崎・茶わん蒸しの老舗「吉宗」本店が大規模改修へ-建造以来初

5月6日から約3カ月間休業する茶わん蒸しの老舗「吉宗」本店

5月6日から約3カ月間休業する茶わん蒸しの老舗「吉宗」本店

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 創業146年の茶わん蒸しの老舗「吉宗(よっそう)」本店(長崎市浜町、TEL 095-821-0001)が5月7日から、大規模改修工事のため約3カ月間休業する。

吉宗の定番商品。蒸しずし(左)、吉宗特製ばってら寿司(中)、茶わん蒸し(右)

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 同店は1866年から万屋町(現、浜町)で茶わん蒸し・蒸しずしの専門店を営む老舗。戦争や原爆投下を乗り越え、昭和初期の日本家屋の風情を残す趣がある現在の建物は1927(昭和2)年に建造。これまで細かい改修工事などを行ってきたが、大掛かりな改修工事は今回が初めてだという。

 改修では耐震補強を含み全体的な改修工事を行うほか、厨房関連も改修。長崎町屋の伝統意匠である「中庭」を再現、2階にテーブル席を新設するなど、従来の伝統を守りながら利用客が四季を感じ、くつろげる空間を目指す。

 工事期間中、本店は休業となるが、筑後町・大橋出前部、観光通り店、アミュプラザ店、浜屋総菜部などは通常通り営業する。

 「工事期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と吉田多美子専務。

 工事期間は5月7日~7月30日。新装開店は8月2日を予定する。

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