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ヤマサキユズルさん「月の美術館」、片淵のジャズバー2階に移転

ヤマザキさんの新作「浮遊」

ヤマザキさんの新作「浮遊」

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  片淵のジャズバー「Kitty House(キティハウス)」2階(長崎市片淵)に11月11日、ヤマサキユズルさんの個人ギャラリー「月の美術館」が移転オープンする。

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  月の美術館は2002年、館内町に自宅兼ギャラリーとしてオープン。その後、中島川沿いの古い民家に移転したが、さまざまな事情から今年10月末に閉館。一時は、そのまま閉館することも考えたが、以前から親交があった「キティハウス」マスターの勧めで移転オープンを決意した。

  ヤマサキさんが描く幻想的な月の絵画を中心に展示する同ギャラリー。中学校の教頭をしていたが、退職して画家になる夢をかなえた。深く青い空に浮かぶ月の風景がヤマサキさんの代表的な画風。ギャラリーは月に癒やされたい人に人気のスポットで、噂を聞きつけて全国から訪れる来館者も多い。ヤマサキさんとの会話も心が和む。

  同日から、移転オープンを記念して「東京日本橋個展巡回~月の絵画新作展」を開催。新作10~15点の作品を展示。14日には階下の「キティハウス」で「上弦の月パーティー」を開く。

  同ギャラリー12月18日で8周年を迎える。ヤマサキさんは「片淵は昔ながらの風情が残っているまち。今まで片淵を訪れたことがない人も足を延ばして、ジャズとアートの両方を楽しんでほしい」と話す。

開館は木曜・金曜・土曜のみで、13時~17時。入場無料。上弦の月パーティーは14時~17時。会費は500円(ワンドリンク付き)。問い合わせはヤマサキさん(TEL 080-3944-8181)まで。

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