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映画「ペコロスの母に会いに行く」、5月から長崎県内各地で自主上映会

劇中の加瀬亮さん(左)と原田貴和子さん(右)©ペコロスの母に会いに行く製作委員会

劇中の加瀬亮さん(左)と原田貴和子さん(右)©ペコロスの母に会いに行く製作委員会

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 長崎県内各地で5月以降、長崎を舞台にした映画「ペコロスの母に会いに行く」の上映会が開かれる。

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 同作は長崎市在住の漫画家・岡野雄一さんが認知症の母とのやり取りをコミカルに描いた同名漫画が原作。自らが編集長を務める雑誌に描いたのを皮切りに、10年以上さまざまな媒体で描いてきたテーマを1冊にまとめて記念にしようと2012年1月に「ペコロスの母に会いに行く」と題した自費出版本を500部だけ世に出したことが映画化のきっかけになった。同年9月、1回目の長崎ロケでクランクイン。昨年2月には「長崎ランタンフェスティバル」が実際に開催される前に、大勢のエキストラと実際の会場を使って同作のクライマックスとなる眼鏡橋上のシーンなどの撮影が行われた。

 完成した映画は昨年11月16日から全国公開され、キネマ旬報「日本映画ベスト・テン」のベストワンを受賞したほか、「毎日映画コンクール」「映画芸術ベストテン」など数多くの映画賞を受賞。認知症の母・みつえを演じて自身が出演した映画134本目にして初主演を果たした赤木春恵さんは「世界最高齢での映画初主演女優」(88歳175日)としてギネスブック世界記録に認定された。同作は今月、台湾台北で開催された「金馬ファンタスティック映画祭」に招待されて海外で初上映。5月には韓国・全州市の「全州国際映画祭」、アメリカ・ロサンゼルスの「Japan Film Festival」にも招待され上映が予定されている。

 長崎県内での上映会を企画したのは映画の製作進行と平行して長崎在住の有志で結成された「ペコロス応援団」(長崎市大井手町、TEL 095-824-2974)。自治体やさまざまな団体にも自主上映会などの開催を呼び掛けてきた結果、5月11日の新上五島町での上映会を皮切りに現時点で11の上映会が決定している。応援団事務局の森満樹子さんは「認知症は誰もが直面する問題でもあり、この映画の反響の大きさに驚いている。昨年の劇場公開中から水面下で準備を進めてきたが多くの人に支えられ、現在発表しているもの以外にも各地で開催を準備している。長崎県内で上映会の開催に関心があるところがあれば、いつでも気軽に声を掛けてほしい」と呼び掛ける。同団体が主催する5回の上映会の日時と場所は以下の通り。

 5月17日11時~、14時~、19時~。チトセピアホール(千歳町)。
 5月27日(同時刻)。大村市コミュニティーセンター(大村市)。
 5月29日(同)。アルカスSASEBOイベントホール(佐世保市)。
 5月31日(同)。諫早文化会館中ホール(諫早市)。
 6月1日11時~、14時~。長崎市民会館文化ホール(魚の町)。
 そのほかの上映会情報はペコロス応援団のホームページで確認できる。

 チケットは県内統一料金で一般前売り=1,200円(当日1,500円)、大学生・60歳以上=1,000円(同1,200円)、小学生・中学生・高校生は当日券のみで700円。問い合わせはペコロス応援団事務局まで。

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