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長崎の名物招き猫が「朱美ちゃん」に-食べなきゃ「ダメよ、ダメダメ」

「あけみちゃん」に変身した店頭の招き猫

「あけみちゃん」に変身した店頭の招き猫

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 長崎・新大工町電停前の軽食店「たちつてと焼き」(長崎市新大工町)店頭にある招き猫が11月から、通行人の間で話題になっている。

たちつてと焼き(350円)

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 お笑いコンビ「日本エレキテル連合」のネタキャラクター「朱美(あけみ)ちゃん」に扮(ふん)した同置物。大きさは約1.8メートル。

 店主によると、日々風雨にさらされて色がかなりあせるので、3年に1回程度のペースで塗り直しているという。「最近ブームになっているエレキテルの大ファンなので、せっかく塗り替えるなら、朱美ちゃんにしてみようと思った」と笑顔を見せる。

 主力メニューの「たちつてと焼き」(350円)は、23年ほど前に現在地に開店した店主が「普通のたこ焼きでは芸がない」と、いろいろな具材が入った「たこ焼き」ならぬ「たちつてと焼き」を考案。商標登録した。

 「それぞれ具材の頭文字から取っている。最初の『た』はたこ焼き。『ち』はチーズ。あとは少し強引なものもあるが、一皿で5種類の具材を楽しめる食べ物は、なかなかないのでは」と自信を見せる。

 同店は諏訪神社から蛍茶屋方面に向かう電車通り沿いにあり、店頭の派手な招き猫の立体看板で多くの市民に親しまれている。招き猫の看板のモデルは自宅で飼っている本物の猫「こたつちゃん」。現在飼っている「こたつちゃん」は2代目だという。

 「ブログなどで知ったのか、観光客の人などもよく写真を撮りに来る」と店主。「写真を撮るのもいいけれど、せっかく来たのだから(たちつてと焼きを)食べてくれなきゃ、ダメよ、ダメダメ」とも。

 営業時間は12時~19時。水曜定休。

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