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長崎市のLINEアカウントのお友だち登録者数が2万人を達成 市民のニーズに合った情報届けたい

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提供:長崎市広報戦略室 制作:長崎経済新聞

 長崎市のLINEアカウントのお友だち登録者数が3月9日、2万人に達した。広報戦略室が中心となって昨年6月に運用をスタートさせた同アカウントは「子育て・教育」や「健康・福祉」から「防災」まで11ジャンルに渡る様々な情報を市民に向けて発信している。

長崎市公式LINEとは

 長崎市公式LINEでは平日に1日2~3件の情報を配信しており、ジャンルは「子育て・教育」、「健康・福祉」、「文化・レジャー」、「食」、「くらし」、「住まい」、「防災・安全」、「まちづくり」、「新型コロナウイルス」、「イベント」、「お知らせ」の11に分かれている。

LINE配信のイメージ

 長崎市公式LINEにお友だち登録すると「あなたの暮らしを豊かにする(と思われる)情報や安全・安心に関する情報などを、ちょっぴりおせっかい気味にお届けします」というあいさつとともに受信設定から受け取りたい情報ジャンルのみを選択することができるメニューが表示される。年齢や家族構成など利用者それぞれのライフスタイルに応じて必要な情報も変わることから、受け取りたい情報のジャンルを選び、必要な情報だけを受け取ることができるよう工夫しているという。

配信の裏側に迫る

 広報戦略室が中心となり、情報ジャンルに特に関わりが深い部署からそれぞれ数名の担当者を配置してチームで運用を行う長崎市公式LINE。「LINEで配信されるメッセージが市民により伝わりやすく、親しみを持ってほしい」との思いから、情報配信にあたっては「おせっかい」といったキャラクターを持つ「中の人」として文章や伝え方を統一させることを意識しているという。各部署の担当者らとコミュニケーションをとり、投稿イメージを共有するとともに「どのような情報が市民に必要とされているか」「どのように発信したらより伝わりやすいか」といった話をしながら運用しているという。

会議の様子

 「配信するメッセージには絵文字を織り交ぜながら親しみやすさを感じられるような文章にすることに気を配っている」と話す上野平さん。お友だち登録をしている市民からは「全く知らなかった情報を知ることができてありがたい」「週末のイベント情報が参考になる」といった反響が寄せられているという。

 これまで長崎市ではホームページの他にフェイスブック、ツイッターと言ったSNSを活用した情報発信を行っていた。新たにLINEを導入したきっかけについて「市役所の中でLINEを使いたいという声があったことや幅広い年代に使われていて利用率の高さからも新たな層に訴求できるツールだと感じたことが導入の決め手になった」という。情報の伝達手段が紙媒体からウェブへと移行する中で必要な情報をリアルタイムで届けることができるプッシュ型ツールとしての役割を担うという。

広報戦略室・上野平将人さんに聞く

—長崎市公式LINEではどのような情報を配信しているのでしょうか?

 長崎市のホームページや広報紙「広報ながさき」、各メディアを通じて発信している情報と重複する部分もあるのですが、その中から市民の皆さんのくらしに役立つ情報をピックアップしてお届けしています。

配信作業を行う上野平さん

—具体的にどのような情報を配信していますか?

 「いきいきカード」や子育て支援センターの無料化などの情報を配信しました。これらは知ってもらうことで、よりくらしが便利になる情報なので、情報を知ってもらうきっかけにしたいと考えたからです。

 いきいきカードは60歳以上の市民の方に地域センターで交付しているもので、高齢者の健康増進や教養向上、レクリエーションなどを目的に市内14か所にある老人福祉センターや老人憩の家といった福祉施設が無料で利用できるようになります。このほかグラバー園や長崎ペンギン水族館をはじめ市内の19か所の観光施設の入場料が無料になるといったサービスを受けることができます。

 子育て支援センターは子育て世帯の負担の軽減を図ろうと、3歳以下の子どもを持つ親を対象に、乳幼児の遊び場や親同士が交流できる場所として市内各所に開設しています。無料化を求める声が大きかったことやひとり親家庭の孤立防止につなげることを目的に昨年の春、利用料が無料化されました。

—受け取る情報のジャンルを選べるようにしたのはなぜでしょう?

 その人が必要としている情報を過不足なく届けるためです。例えばお子さんがいるかたに子育て情報を、高齢者に福祉の情報といったようにジャンルを選べることで利用者にとって必要な情報、役立つ情報を入手してほしいと思います。

 登録時は11ジャンルの全てが受信できるようになっています。受信する情報を絞り込みたい場合は、トーク画面右下の受信設定のボタンを押し、設定を変更してください。

—配信を通して今後どのようにしていきたいですか?

 市民の方がキャッチできていなかった情報を届けることでさまざまな制度や施設などを活用していただき、市民サービスの向上につなげていきたいです。まずはお友だち登録者数をもっと増やして、より多くのかたに情報をとどけ、発信力のある市の情報発信媒体として育てていきたい。「長崎市ってこんなに暮らしやすい」「こんな情報があったんだ」と気づいてもらうきっかけになれればと思っています。

市役所に設置されたチラシ

 利用者の声を反映しながらより使い勝手のいい情報発信媒体に成長させていきたいと意気込みを見せる上野平さん。皆さんもまずはお友だち登録してお役立ち情報をゲットしてみてはいかがでしょうか?

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