長崎経済新聞

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長崎の雑貨店「たてまつる」がオリジナルクリアファイル-観光客に人気

「たてまファイル」とオリジナル文具を手にする高浪さん

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 長崎県庁近くにある雑貨店「たてまつる」(長崎市江戸町、TEL 095-827-2688)が6月から販売を始めたオリジナルクリアファイル「たてまファイル」が観光客を中心に売れている。

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 同店は2003年12月にオープンしたオリジナル雑貨店。関東の眼鏡店で働いていた高浪高彰さんが長崎に戻り叔母の土産店を引き継いだ店で、県庁が江戸時代には奉行所であったことから「たてまつる」と名付けた。約8坪ほどの店内は古い蔵のイメージで統一され、大きな梁(はり)をむき出しにした天井にはスポット照明が並び、どこかの土蔵に使われていたという大きな扉が奥の壁面で客を出迎える。口コミで訪れる観光客が多い人気雑貨店としても知られている。

 高浪さん自ら、長崎をイメージしてデザインした手拭いやトートバッグ、レターセットなどのオリジナル商品のほか、箸置きなどの陶器類、古地図、長崎にまつわる書籍や暦、ポストカードなど新旧の長崎をモチーフに商品をセレクトしている。高浪さんの実兄で元ピチカートファイブメンバーのミュージシャン、高浪慶太郎さんのCDも扱う。2階は貸し暗室で、フィルムの現像にこだわる写真ファンが利用している。

 「デザインが好きでオリジナル商品を中心に置いており、特別高い商品があるわけではないが、決して安い商品もない。今回の『たてまファイル』はオリジナルレターセットと統一感をもたせたデザインにした。クリアファイルは誰でも利用する機会があるためか1人で5~6枚まとめ買いする人も多く、毎日のように売れている。こんなに売れるのは意外だったが、うれしい想定外」と笑顔を見せる高浪さん。価格は1枚210。円

 たてまファイルを購入した若い女性は「旅行で長崎に来た。このファイルはどこにも長崎と書いていないが、見ただけで長崎を感じさせるすてきなデザインが気に入った。1,000円ちょっとで5人分の土産が買えるところはほかにないから」とまとめて買っていた。

 営業時間は10時~18時30分。火曜定休。

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