布ナプキン専門店「りぼん」(長崎市万屋町)で2月12日、「大人のぬり絵教室」が開催される。
講師の中江昭久さんは1949(昭和24)年、長崎市生まれ。長崎西高校を卒業後、3年間の浪人生活を経て1970(昭和45)年、多摩美術大学立体デザイン学科に入学する。1974(昭和49)年からヨーロッパ、北アフリカをヒッチハイクで放浪。そのうちの3カ月間はスウェーデン・ストックホルムのレストランでアルバイトをしながら北欧のデザインを学んだ。1976(昭和51)年、大学を卒業して洋菓子メーカー「モロゾフ」(神戸市)に入社。1995年に食品の通販会社に転職するまでの20年間、店舗デザインやイベント運営など幅広い業務を経験した。
中江さんは2010年、デザイン事務所「TOMATO DESIGN」(出島町)を設立。名前の由来は「TOday’s work MAkes TOmorrow」で、和訳すると「今日頑張れば明日はもっと良くなる」という意味。昨年6月に初めて個展を開いた。
「この教室は『絵心がない』『絵が下手』『絵を描く機会がない』という大人のための教室。やってみればわかるが、塗り絵は何歳になっても楽しい」とほほ笑む。
講座内容は中江さんが用意する下絵(A4サイズ)に水彩絵の具で自由に色を塗るもの。完成品はカラーコピー機を使い、その場で無地のポストカードに仕上げる(バレンタインカードも可)。絵の具が必要な受講者には無料で貸し出す。
「以前開講した時、とても好評でストレス発散になるという声をたくさん頂いた。幼いころを思い出して、楽しい塗り絵の時間を一緒に楽しみましょう」とも。
開講時間は12時~14時、15時~17時の2回。定員は各回とも4人。子ども同伴可(子どもは無料)。参加費は2,500円(ドリンク代、ポストカード、コピー代含む)。同店備え付けの申込用紙で申し込む。