長崎市の繁華街に1月21日、気軽にギターが弾けるスナック「フォーク酒場1970」(長崎市銅座町、TEL 095-824-6452)がオープンする。
オーナーの榎島英巳さんが今月15日までスナックとして営業していた同店。以前からフォーク世代が気軽にギターを弾いたり、ライブを開けたりする店の構想をじっくり温めてきたという。
「ここは奥まっていて分かりにくいが、突き当りにあって何だか落ち着ける。それを逆手にとって、フォーク好きの人たちの隠れ家みたいな場所にしたい。特にフォーク世代の人に絶好の舞台を作ってあげられる」と自信をみせる榎島さん。
自分のイメージに忠実な店作りをしたいと内装工事は自ら手がけている。店舗面積は約9坪。15席ほどの店内にはフォークギターを置き、吉田拓郎、かぐや姫、風など一世を風靡(ふうび)したアーティストのレコードジャケットを所狭しと並べる予定だ。
「全国のフォーク酒場には若い人も結構来るという。中高年がギター1本で若者の前でヒーローになれるチャンス」と榎島さん。「特にミニライブをやってみたい人を随時募集している」と幅広い世代に向け来店を呼びかける。
チャージ=1,000円、ワンドリンク=500円。営業時間は20時~翌1時。日曜定休。