長崎県美術館(長崎市出島町、TEL 095-833-2110)は3月7日、ロックバンド「レッド・ツェッペリン」のメンバーでギタリストのジミー・ペイジさんが4月に来館すると発表した。
ペイジさんは同館で4月3日から5月22日まで開催される企画展「スウィンギン・ロンドン50’s-60’s」に愛蔵のエレキギターやステージ衣装を出品。ペイジさん自身も長崎行きを希望し、4月3日14時から同館でオープニングを記念したトークショーが行われることになった。
トークショーではペイジさんの衣装などを手掛けたファッションデザイナーのポール・リーヴスさんやマイケル・ホワイトウェイさんらも加わり、「スウィンギン・ロンドン」と称された1950~1960年代の話題を中心に話が進められる予定。
1950~1960年代のロンドンではビートルズ、ヤードバーズ、ローリング・ストーンズなどのロックバンドがデビューし、モッズ・ルックやミニスカートの若者がベスパに乗って街へ繰り出すなど、伝統的な階級の壁が崩壊して若者を中心に新しい才能が次々に生まれていた。同展ではこの時代に生まれた音楽、ファッション、映画などを紹介するとともに、当時の日常を彩った生活アイテム約300点を公開する。
トークショーへの入場は先着300人で、当日11時から整理券を配布する。企画展の観覧券(一般当日1,000円ほか)が必要となる。