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長崎で核廃絶記録映画「GATE」上映会-米国在住の平和特派員が企画

市民レベルで平和交流する大切さを市長へ報告する小泉さん

市民レベルで平和交流する大切さを市長へ報告する小泉さん

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 長崎平和特派員を務めている小泉容子さん(米ミシガン州在住)が6月10日、長崎市役所を訪問し、田上富久市長へ米国および長崎市での平和活動について報告した。

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 長崎市出身の小泉さんは、米国で核廃絶と平和を訴える記録映画「GATE(ゲイト)」を無料上映するとともに日本人の平和のメッセージを伝える活動を行っている。

 作品は長崎市の皓台寺(長崎市寺町)の僧侶らが広島の原爆の火を持ち、サンフランシスコから最初の原爆実験の場所であるアメリカ・ニューメキシコまで2500キロを歩く記録映画。人種や宗教の枠を超えた平和への取り組みについて描いている。

 市長への報告では米国での上映会の様子を伝える映像や、上映会の参加者から届いた「米国を許してくれますように」などの手書きメッセージを紹介。6月25日に長崎市で開催する同映画の上映会で長崎からのメッセージを集め、今後予定している米国での上映会で披露することなどについても説明し、協力を依頼した。

 「米国に住んで平和活動し、私自身が米国の人たちの原爆や核についての考えを誤解していることに気付いた。草の根ネットワークで交流を深め、安心して対話できるようになれば協調が生まれ平和につながる」と小泉さんは話す。

 会場は原爆資料館ホール(長崎市平野町)。上映は10時~、14時~、18時~の3回。上映とともに小泉さんの米国での活動報告を行う。大人=1,000円(当日1,200円)、大学生=700円(当日1,000円)、高校生=500円(700円)、小中学生無料。詳しくはホームページで確認できる。

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