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長崎・布巻町で軍艦島世界遺産10周年シンポジウム 「未来を探る」テーマに

来場を呼びかけるT-PROJECTのメンバーらと鈴木市長

来場を呼びかけるT-PROJECTのメンバーらと鈴木市長

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 「軍艦島世界遺産登録10周年記念シンポジウム」が1月18日、三和公民館大ホール(長崎市布巻町)で開催される。主催はT-PROJECT。

表敬訪問の様子

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 高浜エリアで生まれ育った安達考紀さんを中心に産業遺産コーディネーターとして活動する前畑洋平さん、音楽家でTBSドラマ「海に眠るダイヤモンド」の監修を手がけるなど軍艦島の研究を重ね、軍艦島伝道師としても活動する黒沢永紀さん、「AGAIN端島」の芳屋麻里会長らが昨年夏に立ち上げた同団体。文化庁の文化資源活用事業の一環でかつて炭鉱の町として栄えた長崎市南部地区で地域に眠る文化遺産を活用し、新たなまちづくりモデルの構築を目指してきた。

 昨年11月には軍艦島(端島)と同じく炭鉱の島として栄えた高島、軍艦島の住民が墓地として利用していた中ノ島の3島を巡るモニターツアーを企画。野母崎で軍艦島クルーズを手がける「第七ゑびす丸」の母港・野々串港に隣接する空き家を活用した軍艦島の暮らしを垣間見ることができる再現ルームや高島石炭資料館(高島町)へのVRコンテンツ設置などに向け準備を進めてきた。

 「タイムトラベラー 過去からつなぐ長崎市南部地区の未来」をテーマに開催するシンポジウムでは、瀬戸内海に浮かぶ直島でアートによる地域づくりを行った内田真一さん、神戸市長田区を拠点に新しい地域共生モデルを立ち上げた「Happy」の首藤義敬社長、ふるさと納税や地域活性化事業に取り組む「パンクチュアル」の守時健社長の地域再生を成功させた3人をパネリストに招き、「未来を創る町づくり」をテーマにトークを繰り広げる。ドラマ「海に眠るダイヤモンド」スペシャルトークでは、同作の3rd(サード)助監督として携わった三日市亮さんと黒沢さんが登壇。同エリア出身の映像監督・野上鉄晃さんがメガホンを取った短編映画「時旅人-トキタビビト-」の完成披露試写会も行う。同作は軍艦島など3島でロケを行い、楽曲には高島で活動する音楽グループ「RAINBOW MUSIC」の楽曲を使う。

 午後の部として15時から「RAINBOW MUSIC」のワンマンライブも行う。

 9日、長崎市役所を訪れた同団体のメンバーらは、プロジェクトの進捗(しんちょく)状況とシンポジウムについて鈴木史朗長崎市長に報告。鈴木市長は「最盛期には1万人以上が暮らした高島。地域資源をいかに活用していくかが課題だった。長崎の新しい魅力になるのでは」と期待を込めた。

 開催時間は10時30分~13時30分。シンポジウムは入場無料。ライブは、大人=3,500円、小中高校生=1,500円、幼児=500円。

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