長崎「りかちゃん通り」にあるコーヒー豆専門店「大和屋長崎店」(長崎市万屋町、TEL 095-829-0420)が6月から、寒天を使ったコーヒーゼリーを販売している。
同店のコーヒーゼリーは本店工場(群馬県高崎市)で木炭焙煎(ばいせん)したコーヒー豆と、名水百選に選ばれた「羊蹄のふきだし湧水」(北海道京極町)、寒天を材料に使ったオリジナル商品。ゼリーの形は蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山をイメージし、添付の生クリームは雪を表しているという。
10年前から夏の限定商品として同店で提供を始めたが、期間外でも問い合わせが相次ぎ、年間を通して取り扱うようになるほどの人気商品。中元などの贈答用の取り扱いが増えるこの時期は、竹籠に入れたセット商品としても取り扱う。
「この商品は長崎出身でもある本店社長の平湯正信がこだわって開発したもの。羊蹄山の軟水でいれたコーヒーは味がまろやかで香りも深い。ローカロリーなので健康にもいい」と同店専務の田中香代子さんは胸を張る。
価格は、1個=315円、籠入り2個=683円~。営業時間は11時~19時。