2004年にスタートし、8年目を迎える「浜んまち映画祭」が今年は形態をリニューアルして開催する。
会場となるセントラル劇場(長崎市万屋町)は映画祭の映画館として市民にも定着。昨年までは2週間程度を映画祭の期間とし、コーヒー付きのセット前売り券や単券などを販売していたが、今年は次の新しい取り組みを行う。
(1)毎月1作品を上映し、9月~2012年3月まで7カ月間に合計7作品を上映する。
(2)毎月1日と15日にレシート抽選を行う。
(3)浜んまちで3,000円分の買い物をした人の中から抽選で毎月50人に映画祭招待券が当たる。
(4)抽選に外れた人全員に1,000円鑑賞券を進呈する。
主催のハマスカ実行委員会の安元さんは「これらを各店舗で上手に販促に活用してもらうのが目的。上映作品は11月まで決定しているが、12月以降は未定。7カ月という期間で知恵を出し合ってコラボレーションしていければ」と話す。
上映作品は「赤い靴」(9月17日~30日)、「ショパン 愛と哀しみの旋律」(10月15日~28日)、「忘れえぬ慕情」(11月12日~25日)。
安元さんは「以前から1,000円で映画が見られるというのは非常に人気が高い。とはいえ、わざわざ見に行くのはハードルが高い。抽選に外れた人に1,000円の鑑賞券を使ってもらうことで映画を見るきっかけにしてもらえれば」とも。