長崎県美術館ホール(長崎市出島町)で1月22日、東北大震災復興支援チャリティーイベント「長崎ハッピーフェスティバル」が開かれる。
「たくさんの人が自分の美しさと出合い、幸せで元気になってほしい」という思いから、女性セラピスト2人が企画運営する同イベント。2回目の開催となり、前回よりも出店数が増えた。
当日は、長崎で活動するエステシャン、マッサージ、アロマセラピーやカラーセラピー、占い、手作りアクセサリーや雑貨販売など24店が出店。各ブースでは5~10分の癒やしを体験(500円~)できる。入場料の500円は全額東日本大震災の義援金として、あしなが育英会とボランティア団体へ寄付する。
主催者の濱田真理子さんは、昨年7月末から約10日間宮城県登米市でボランティア活動に従事。被災地での体験を九州に持ち帰りたいと考えて支援に向かったが、被災者の話を聞くにつれ、自分の心がバラバラになっていくのを感じ、何をすればいいのかわからなくなったという。そんなとき、「ボランティア仲間の『隣にいる人が幸せではなくて、どうして自分の幸せがあるのですか』という言葉に目が覚めた」と振り返る。
「他人の幸せが自分の幸せと思えるように活動を続けている。被災地への思いや意識も、時間と共に薄れがちだが長期支援が必要だと誰でも感じているのでは。ならば、募金して幸せになれるイベントを毎年恒例にしようと考えた。癒やしを体験して東北に幸せを届けましょう」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~19時。入場料は、大人=500円、中学生=300円(小学生以下無料)。問い合わせは濱田さん(TEL 0957-56-8266)まで。