コーヒー豆を販売する「大和屋長崎店」(長崎市万屋町)が昨年12月28日、本格珈琲(コーヒー)喫茶店「萌華(もか)」(築町、TEL 095-828-0177)をオープンした。
店主の田中英敏さんは「長崎の中心部に本格的な喫茶店がなくなった。カフェというイメージではなく、喫茶店にこだわった」と話す。「大和屋長崎店」は群馬県高崎市に本店がある本格木炭焙煎(ばいせん)コーヒー豆を提供する店。同店を喫茶店と間違えて入ってくる客も少なくないという。
「大和屋」が提供する本格的なコーヒーをゆっくり味わってもらう喫茶店としてオープンした同店。昔、田中さんの知人が喫茶店として使用していた建物を借り受け、1階と2階は喫茶スペース。3階はレンタルスペースとして貸し出す。喫茶スペースは合計で18席。レンタルスペースは8人ほどが利用できる。
大和屋と同店では1月限定で「だるま珈琲」を提供する。「本店がある群馬県高崎市の特産品がダルマ。苦みがあって甘いものとよく合う。目覚めの一杯にもいい」と田中さん。価格は1杯500円。大和屋では100グラム=567円で提供する。
ランチメニューは日替わりのみで価格は750円。デザートが付いて、コーヒーはお替わり自由。ケーキセットは「ルシエル、ビターキャラメルピザ」「キャラメルケーキ」「レアチーズ」の3種類。価格は700円。
レンタルスペースの利用料は2時間2,100円で、超過30分ごとに525円。「ゆったりとした時間でコーヒーを楽しみたい方はぜひ」と田中さんは呼び掛ける。
営業時間は11時~20時。日曜・祝日定休。