長崎ロープウェイ・渕神社駅(長崎市淵町)で2月14日、乗客にチョコレートをプレゼントする。
管理課の森田毅さんは「5年ほど前から乗客にチョコレートのプレゼントを始めた。世界三大夜景に選ばれた景色を見ながら味わってもらえれば」と話す。チョコレートを受け取ることができるのは先着100人まで。3月3日のひな祭りには同じく先着100人に『ひなあられ』をプレゼントする。
長崎ロープウェイは淵神社境内にある「渕神社駅」と、稲佐山山頂の「稲佐岳駅」までの全長1,090メートル、高低差298メートルを約5分間で結び、長崎市内が一望できることから観光客に人気がある。現在使用されているゴンドラは、フェラーリをデザインした日本人として知られる工業デザイナーの奥山清行さんがデザインしたもので、ゴンドラ全体が透明になっており2011年11月から運行している。淵神社本殿には奥山さんが描いたフェラーリの絵馬や、その絵馬を見るために訪れた歌手の河村隆一さんの絵馬などが奉納されており、一般客も見学できる。淵神社までは、ホテルベルビュー長崎(江戸町)をはじめとする5つのホテルやJR長崎駅を回遊する無料循環バスが19時以降に毎日4便、往復で運行している。利用には各ホテルのフロントで発行する乗車整理券が必要。運行時刻表は長崎ロープウェイのホームページで確認できる。
ロープウェイの運行時間は9時~22時。(18時までは20分間隔、以降は15分間隔で運行)運賃は大人片道700円。同往復1,200円。長崎ロープウェイのホームページから往復割引券を印刷して持参すれば1,080円で利用できる。