長崎電気軌道(長崎市大橋町)は現在、公式キャラクター「ながにゃん」のイラストを描いた花電車を運行している。
同社は1915(大正4)年11月16日の大学病院前-築町間開通から今年で100周年を迎えることを記念して、今月1日から同車を運行。正面には公式キャラクター「ながにゃん」が、側面には路面電車のイラストや写真が描かれている。
運行経路は、浦上車庫前-赤迫-蛍茶屋-正覚寺下-浦上車庫前の順で1日3回運行する。17日まで(15日は精霊流しのため一部運休)。11月1日~16日にも運行する。
同社の公式キャラクター「ながにゃん」は創業当時から電鉄に住み着く「猫の姿をした妖精」という設定。開通100周年を期に車庫や線路上をうろつきながら路面電車と乗客を見守っているという。肩からかけた「電車型バッグ」の中身は「路面電車グッズと大好物のカステラ」。「本当はちゃんぽんも好きだが、バッグに入らなかった」とも。腹部には「出島型ポケット」が備えられている。
LINEストア「クリエーターズスタンプ」では、「ながにゃんLINEスタンプ」(40種類、120円)を発売。笑ったり、怒ったり、泣いたりする「ながにゃん」を楽しめる。
浜屋百貨店(浜町)8階催事場では「電車展」(8月12日~17日)を開催。各種写真パネル展示やNゲージジオラマ、PC運転シミュレーター、ミニ電車運行などを予定するほか、開通100周年記念乗車券(480円)、ながにゃんクリアファイル(100円)、同ピンバッジ(300円)、同スポーツタオル(600円)、電車関係の部品などの販売も行う。
花電車の運行ダイヤや電車展について詳しくは同社ホームページで確認できる。