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長崎で「メンタルウェルネストレーニング」体験 マジシャンドゥーのマジックショーも

講師に合わせて指先を見つめる受講者ら

講師に合わせて指先を見つめる受講者ら

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 TOTOショールーム(長与町まなび野、TEL 0120-43-1010)で9月19日、「メンタルウェルネストレーニング」体験セミナーが開かれた。

指先に貼ったシール

 メンタルウェルネストレーニング(MWT)は、「メンタル」「ウェルネス」「トレーニング」の3要素から構成されており、それぞれ「心」「健康」「訓練」を意味する。ウェルネスは、同じく健康を意味する「ヘルス」よりさらに深い意味を持つ言葉であり、MWTは「生活科学として、心と体の運動を日常生活に取り入れながら、心身ともに健康的に日々の暮らしを送るための訓練」と定義されている。

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 学校や企業、心療内科などで行われる「メンタルヘルス・ケア」は、問題が起こってから相談することであり、医師などの専門家を必要とする対症療法。対象者はすでに自力では解決できない状態にあり、専門家が主体的に解決を試みる。MWTは「問題が起こる前に自力で予防(=セルフケア)する」ための訓練であり、日常生活の中で「自力で心身の調子を整える」ための実践的かつ予防的なトレーニングと位置付けられている。前者が1対1のカウンセリング形式で長時間要するのに対し、後者は指導者が多数を指導することも可能であり、毎日でも短時間で実施できる。

 2008年度の文部科学省委託事業プロジェクトによって制定されたMWTは、監修者の志賀一雅博士が考案したもの。1983年から研究、指導を重ねてきた「志賀式メンタルトレーニング」をベースとし、延べ3万人以上の受講実績がある(以上、一般社団法人メンタルウェルネストレーニング協会ホームページより抜粋)。

 リフォームフェアの一環として開かれた同セミナーには20人ほどが受講。講師の綾部文香さんがホワイトボードを使って、前提となる理論を簡単に説明した。「脳の働きを脳力(のうりょく)と言い、3つの脳力がある。それらは意識の影響を受ける」と綾部さん。「健康維持力と自然治癒力」「能力発揮体勢」「逃走・闘争体勢」の3つの脳力の違いを比較しながら、「意識が変わると脳力が変わる」と強調した。

 「言葉を常に意識して使ってほしい。目覚めた時、『ああ、よく寝た』と言ってさっと起き上がるのと、『眠い』と言ってもそもそするのでは、気分だけでなく体への影響も大きく違う」とも。

 綾部さんは「よかった」「ありがとう」と、それぞれ手書きしたシールを受講者らに配布。左手の親指に「よかった」を、右手には「ありがとう」シールをそれぞれ貼り付けて立ち上がった受講者らは、両手を伸ばして綾部さんの指示を待った。予め録音された音声が流れると、その指示に従って左右それぞれの指先へ視線を交互に移動させた。リズムがだんだん早くなり、静かに訓練を受ける受講者らは、終わった途端に「あ~」「きつい」などと言いながら笑い声を上げた。

 その後もリズムに合わせて上下左右に指先を動かす訓練や、北原白秋の詩をリズミカルに口ずさむ訓練。さらに同じ詩を2倍速で口ずさむ訓練などを受けた。男性受講者の一人は「結構きついが、とても楽しかった。ぜひ習慣にしたい。これでたばこが止められたら最高だ」と笑顔を見せた。綾部さんは「今は講師だが、昔の自分は気が弱くて何も言えない性格だった。MWTに出合ってからメンタルが強くなった自分を感じる。ぜひ気軽に試してほしい」と話す。

 そのほか、マジシャンドゥーさんのマジックショーや、おもりが入ったジャケットなどを着て高齢者の状態を実際に体験する「高齢者体験会」などが開かれた。80歳に設定された高齢者体験をした女性は「ともかく体全体が重い。体の重心が思うより高い位置にあり、思わぬ方向に体が引っ張られてしまう。体の状態と心が合っていないので、周りに助けられると自分のプライドが傷つくのがわかった。自分もいずれ高齢者になる。今後は手助けする場合でも、高齢者の気持ちに配慮したい」と感想を語った。

 同イベントは20日まで行われ、引き続きマジシャンドゥーさんのマジックショー(11時30分~、14時~)や片付けセミナー(10時30分~)、終活セミナー(13時~)、ライフプランセミナー(16時~)などが行われる。

 開催時間は10時~17時。入場無料。

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