造幣局が長崎県「千円記念銀貨」発行 浜屋で「造幣局 in 長崎」展も

発行された千円記念銀貨

発行された千円記念銀貨

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 独立行政法人造幣局は10月1日、長崎県「千円記念銀貨」を発行した。

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 政府は2007(平成19)年に地方自治法が施行60周年を迎えることを記念し、新たな地方自治の時代における地域活性化の願いを込めて、平成20年度から28年度まで「47都道府県ごと」に、それぞれの地域を代表する風物、イベントなどを織り込んだデザインの記念貨幣(千円銀貨幣と500円バイカラー・グラッド貨幣)を順次発行している。

 44回目の発行となる長崎県は、千円記念銀貨幣をプラスチックケースに収納した貨幣セットを販売。千円銀貨幣の図柄は「大浦天主堂とツバキ」が描かれている。造幣局から同セットを販売するのみで、金融機関窓口などでの引き換えは行わない。地域活性化を目的とするため、申込者のうち長崎県内居住者の当選確率が他地域居住者の2倍になるよう配慮されている。

 販売価格は単体セット「A」(記念貨幣をプラスチックケースに収納)は6,171円、単体セットに記念切手入り特製ケースを加えた「B」セットは8,021円、単体セットと特製ケースの「C」セットは7,611円。

 販売数は10万セットで、「はがき」または造幣局オンラインショップで受け付ける。受付期間は10月21日まで(当日消印有効)。

 長崎浜屋(長崎市浜町)では現在、「造幣局 in 長崎」を開催。貨幣製造工程のパネル展示や勲章の実物展示、大判・小判、明治以降の貨幣の古銭展示などを行う。平成27年銘の未使用貨幣による「貨幣セット」(販売価格=1,850円)も会場内で販売する。入場無料。10月6日まで。

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