長崎で「米国発・片付け講座」 元専業主婦が「探さない暮らし」を提案

ドリプラ出場時の馬場さん

ドリプラ出場時の馬場さん

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 コワーキングスペース「ツナグバサンカク」(長崎市上町)で1月30日、米国発の片付け術「ライフオーガナイザー講座」が開催される。

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 講師の馬場あゆみさんは元ラジオパーソナリティー。出産を機に専業主婦生活を送っていたが、15年ぶりに仕事に復帰したところ、部屋の片付けが思うようにできなくなっていることに気付いたという。

 「生活スタイルに応じた片付け法を勉強しようと思い立ち、米国発祥のライフオーガナイズという片付け術があることを知った」と話す馬場さんは、2012年7月に整理収納アドバイザー2級、同年10月にライフオーガナイザー1級の資格を、それぞれ取得した。

 一般社団法人「日本ライフオーガナイザー協会」によると、「思考と空間の整理のプロフェッショナル」として米国内では広く一般に認知されている職業。日本の1人当たりの住宅床面積36平方メートル(持ち家の場合)に対し、倍近い65平方メートルの広さがある米国の生活は、消費大国であるため「大量のモノと情報の氾濫」は日本人の想像をはるかに超えるという。ライフオーガナイザーは、部屋の片付けや整理整頓だけではなく、根本的な暮らしそのものの解決に導く専門職として1980年代に誕生。同協会は本国のオーガナイザーの概念やノウハウを、日本の住宅事情や社会背景、日本人の特性を考慮して日本人向けに体系化して資格認定制度を構築した。

 「かつての探し回る暮らしから探さない暮らしに変化したことで、かなりストレスが減った。これを一人でも多くの人たちに伝えたい」と話す馬場さんは、昨年12月に長崎市民会館(魚の町)で行われた「ドリームプラン・プレゼンテーション長崎(略称=ドリプラ)」の舞台にプレゼンターの一人として立ち、制限時間の10分間をフルに使って自身の夢を熱く語った。

 今回のテーマは「ライフオーガナイズとは何か?」。ライフオーガナイザーという職業を知り、自分自身をオーガナイズするための基本を学ぶ入門講座となる。

 馬場さんは「今回は入門講座だがとても奥が深い。じっくり伝えるため定員がある限定講座なので、片付けられないと悩んでいる人は迷わず参加してほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時30分~13時(予定)。受講料は3,240円。定員5人。

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