チトセピアホール(長崎市千歳町)で3月13日、「チトセピアレコード大学」が開催される。
同イベントはゲストが選んだレコードと、そのレコードにまつわる「よもやま話」を披露したり、参加者が気に入ったレコードを持ち寄ってみんなで聞いたりする参加型のレコードコンサート。今回で4回目を迎える。
今回のゲストは長崎市内で唯一の中古レコード店「サニーボーイ」(長崎市浜町)の店主・長池伸二さん。33年間の営業を通して見つめ続けてきた長崎の音楽事情を、その時代のムーブメントを象徴する曲の紹介を交えながら検証するという。
同店は1983(昭和58)年、長崎市諏訪町で開店。万屋町を経て現在地へと移転しながら営業を続けており、現在では市内唯一の中古レコード店となった。80年代はインディーズブームやバンドブーム、90年代はクラブミュージック、そして現在のアナログ音源再評価というさまざまな音楽シーンに立ち会ってきた長池さん。これまで、同店スタッフや客の中から多くのミュージシャンやDJが輩出されており、長崎の音楽好きが交流する場所としての役割を担い続けている。
司会はチトセピアホールの出口亮太館長。聞き手は長崎ダンカーズ倶楽部代表の井手達夫さん。
18時開場、18時30分開演。入場無料。