長崎・出島ワーフでボードゲーム「極上人狼」 人狼ルーム・児玉健さん来崎

人狼のカード類(一部)

人狼のカード類(一部)

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 長崎港に面する出島ワーフにあるカフェレストラン「出島テラス」(長崎市出島町)で4月30日、ボードゲームイベント「出張極上人狼 in 長崎」が開催される。

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 「人狼(じんろう)」は、堀江貴文さんや勝間和代さんなど、有名人のファンも多いことで知られるボードゲームで、全国各地で開催されている。毎月、定期的に集まって同ゲームを楽しんでいる長崎人狼会のメンバーらは、固定されたメンバーだけではなく、学生から社会人まで、毎回のゲームを通じて新たな交流の輪を広げており、他県からの参加者も少なくないという。

 ゲーム内容は、伏せられたカードをそれぞれのプレーヤーが引き、その中身で「村人」と「人狼」に分けられる。その後、プレーヤー同士で会話をしながら、ほかのプレーヤーの正体を見抜いていくという心理ゲーム。人狼のカードを引いた人同士は、ある儀式によって同じ人狼である仲間を知ることができるが、村人のプレーヤーは他人がどちらのカードを持っているか一切分からない。互いにうそをつきながら会話を進める心理戦なので、村人チームのメンバーは協力しながら「人狼は誰か?」を推理し、多数決で一人ずつ排除する。全ての人狼を排除した村人チーム、または村人と同数の人狼が生き残った人狼チームのいずれかが勝利する。

 ゲーム終了後のプレーヤーは「誰が人狼だったのか?」について、「人狼とは分からなかった」「信じていたのに」と、笑いながらネタばらししたり、意見交換したりする。

 長崎人狼会を主催する「K・くろさき」さんは学生時代、福岡で人狼と遭遇。たちまち、人狼のとりことなり、長崎でも開催するために長崎人狼会を立ち上げた。くろさきさんは九州各地や大阪などの人狼会に精力的に参加。自身が主催するゲームの冒頭では「ゲームは楽しむもの。終了後は反省点より、徹底して良かった点を褒めよう」と、毎回宣言する。

 今回のイベントには、くろさきさんからの熱い要請を受け、「人狼ルーム」代表で人狼TLPTゲームアドバイザーの児玉健さんが来崎する。ファンの間で有名な児玉さんが参加するとあって、九州各県からの問い合わせが告知直後から殺到。くろさきさんは「予想を超える反応で驚いた」と話す。

 「心理ゲームならではの楽しさはもちろんあるが、自分育成ゲームでもある。他人に信じてもらうために『どう伝えれば説得力があるか』『どうすれば信じてもらえるか』と考えるうちに、社会で使える会話力や説得力が身につく」とも。

 開催時間は、第1部=11時~15時30分、第2部=17時~21時30分。いずれも全4ゲームとトークを予定。プレー参加費は各部3,500円(ワンドリンク付き、定員26人)。観覧参加費は1,500円(同10人)。

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