「SPORTS COMMUNITY BAR BOOSTERS(ブースターズ)」(長崎市浜町)が10月8日、オープンする。
店内に設置した85インチの大型モニターでプロバスケットボールの試合を観戦しながら交流できるコミュニティーバーを目指す同店。地元のプロチーム「長崎ヴェルカ」が昨シーズンB1昇格を果たし、今シーズン初戦を「千葉ジェッツ」とのホームゲームで迎えるのに合わせ、一緒に盛り上げていきたいと店のオープン日に決めた。
フードメニューには「手軽につまめるので観戦にぴったりでは」とメキシカン料理が好きというオーナーの山下敏さんが手がけるメキシカン料理を提供する。店内で仕込むチリソースでピリ辛に仕上げた「エビとアボカドのレッドセビーチェ」、ラードで煮込むことで外はカリカリ、中はふっくらと仕上げたメキシコ流のカルニータスを使った「タコス」(以上780円)、サルサの一種で前菜として楽しめる「フレッシュワカモレ」(750円)などを提供。自家製のチリコンカンとチーズをのせたポテトやタコスチップスのほか、タコライスなども用意する。
店長の中島啓貴さんによると「長崎は小中学生のバスケも盛んで全国大会でも上位に食い込むほどの強豪県。バスケに興味がある子どもたちと家族連れで来店してもらうなど大人から子どもまでバスケを楽しむきっかけの場にしたい」と意気込む。
「長崎ヴェルカは今季、日本代表の馬場雄大選手が入団するなど注目を集めるチームの一つになっている」と中島さん。「普段は夜の営業だが、デーゲームが開催される日は試合時間に合わせてイベントを行う。解説イベントなど新しい形で楽しめるスポーツバーとして、ホームゲーム後に集まる場としても利用してもらうことで長崎のバスケを盛り上げていきたい」とも。
10月8日の営業は15時からを予定。