稲佐山電波塔と女神大橋が8月10日の「健康ハートの日」に合わせて赤色にライトアップされる。
近年、心臓病・脳卒中等の循環器疾患の増加が目立つことから、8月10日が「810(ハート)」と読めることを理由に1985(昭和60)年、日本心臓財団が提唱。心臓病の予防意識を高めることを目的とする啓発デーとした。ライトアップは同日に合わせ、全国の名所や協力施設が行う取り組みの一環。
長崎大学病院脳卒中・心臓病等総合支援センター長の池田聡司教授は「心臓病は生活習慣と深く関連している。『健康ハートの日』をきっかけに生活習慣を見直すことにより、暑い夏の一日が『心と体の休日』になればという願いが込められている」と話す。
赤色ライトアップは、稲佐山電波塔=8月7日~13日、女神大橋=8月10日。点灯時間は日没から22時まで。