ハンバーガーショップ「Duck Luck(ダックラック)」(長崎市野母町)が8月3日、オープンした。
店主の大久保喜一朗さんと婚約者の松園南美さんが切り盛りする同店。大久保さんは浜口町でバーを経営していたが、2人の好きなアメリカの雰囲気の店を作りたいとバーを閉め、野母崎に店を構えた。
オレンジ色のコンテナハウスに手作りのアメリカ風のデザインの看板を掲げる同店。カウンター4席とテーブル10席のほか、テラスにも20席ほどを備える。
提供するハンバーガーは全粒粉を使い、「香ばしい風味と歯応えが特徴」という7センチのバンズに超粗びき肉を使い、「ステーキのような肉々しい食感と程よい脂の量ながら、ジューシーで肉のうまみを感じられる」というパティを合わせる。2種類のハンバーガーを選び、店でジャガイモから仕込むことで「時間がたっても、外はカリッと、中はトロっとした食感」だというポテトとセットで提供する。
タマネギの甘みや香りを生かした焦がししょうゆソースで仕上げる「オリジナルバーガー」など4種類から選べる「ライトセット」(1,300円)、店内で豚肩肉をスパイスで一晩漬け込み、燻製(くんせい)して仕上げたプルドポークにバーベキューソースを合わせた「プルドポークバーガー」など9種類から選べる「スタンダードセット」(1,600円)を用意。ドリンクをセットにした「プレミアムセット」(2,000円)では期間限定の「雲仙ハムバーガー」などを含む18種類のハンバーガーから選ぶことができる。このほか、単品やデザートメニューもそろえる。
「ドライブスポットとしても人気の野母崎エリア。週末を中心に行楽客に立ち寄ってもらっている」と話す大久保さん。「パティの肉の食感にこだわりつつも、何個でも食べられそうな味やサイズ感のハンバーガーを目指している。野母崎に遊びに来たついでに立ち寄ってもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~19時。火曜定休。