「和カフェ Tsumugi（つむぎ）」（長崎市尾上町）が8月28日、アミュプラザ長崎本館にオープンした。

店の外観

　「和」をテーマにする同店は、プロントコーポレーション（東京都港区）が関東や関西を中心に13店舗を展開。九州では初出店となる。藍色を基調とする落ち着いた雰囲気の店内はテーブル席のほか、小上がりなど92席を備える。

　創業160年以上の老舗「袋布向春園本店」（大阪市城東区）の日本茶を使った和テイストのメニューを中心に提供。十三穀ご飯とお茶ふりかけ付き白ご飯から選べる御膳には、タルタルソースに大葉を使い「爽やかな風味」に仕上げた「チキンの大葉タルタル南蛮」や「サバの味噌（みそ）煮」（以上1,540円）、「和風ハンバーグ～しょうゆ麹（こうじ）ソース～」（1,650円）を用意。京抹茶を使った生パスタには茶の香りとともに楽しめる「玉露の鯛（タイ）だし」をかける期間限定の「駿河湾産しらすと万願寺唐辛子の和風」（1,540円）などを提供する。

　デザートメニューには「焼きみたらしとほうじ茶のクリームあんみつ」（990円）や信州深層の天然水を使ったかき氷などをラインアップ。定番の「濃い苺（イチゴ）みるく」（1,210円）などのほか、季節限定メニューを用意。「抹茶ライムジンジャーエール」（770円）や「水出し茶　鹿児島県産深蒸し茶『冷』」（660円）などのドリンクメニューとともに味わうことができる。

　同社広報室の平田裕子さんは「十三穀米や色とりどりの野菜を使った御膳や、茶を使ったパスタなど、落ち着いた空間で和を感じられるさまざまなメニューを用意している。ファミリー向けの小上がりなども用意しているので、幅広い世代の方に立ち寄ってもらえれば」と来店を呼びかける。

　営業時間は11時～22時。