
「伊王島豊漁祭」が10月19日、沖ノ島港(長崎市伊王島町)で開催される。
伊王島の水産資源を生かし水産業だけでなく観光資源にもつなげたいと、西彼南部漁協が春と秋に旬を迎えるカマスを2023年、ブランド魚「伊王島日の出カマス」として立ち上げた。同イベントは「多くの人に旬のおいしいカマスを味わってほしい」と同年スタート。旬のカマスだけでなく、伊王島のグルメなどを楽しんでもらうイベントとして続けてきた。
当日は長崎大学魚料理研究会による「お魚クイズ大会」や伊王島特産の伊勢エビなどが当たるじゃんけん大会を行う。直売コーナーでは水揚げされたばかりのカマスや伊勢エビなどを販売。「紫雲エイサー」「TEAM MONSTER M.O.K.A Dance School」によるステージも行う。
20日からは長崎市内の飲食店30店ほどで伊王島日の出カマスを使ったメニューを提供する「伊王島日の出カマスフェア」も開催。各店が工夫を凝らした料理を提供する。
伊王島で飲食店を経営し、漁師としても海に出る小峰雅司さんは「伊王島日の出カマスとともに伊王島の魅力を感じてもらえるイベント。ぜひ、足を運んでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は9時~13時。雨天順延。