フランスの老舗パティスリーメゾン「ラデュレ」のポップアップストアが11月21日、アミュプラザ長崎新館にオープンした。
1862年にブーランジェリーとしてオープンした同店。火災がきっかけでパティスリーとして生まれ変わった同店は2つのマカロンにクリームをサンドする「マカロン・パリジャン」発祥の店としても知られる。カフェとパティスリーを融合させたパリの「サロン・ド・テ」の歴史を築き、160年にわたって親しまれてきた。
日本には2008(平成20)年、東京・銀座にオープンして以来、関東や関西を中心に13店舗を展開。九州では2023年秋に初のポップアップストアを出店し、福岡や大分、鹿児島などに出店。長崎では昨年春以来、1年半ぶり、2回目の出店となる。
ホップアップストアでは人気のオリジナルティーが香る「テ・マリー・アントワネット」や「ローズ」「ピスタッシュ」など定番に加え、季節限定の「抹茶」「白桃」「チェリー・ヨーグルト」の10種類のマカロン(411円)を並べる。サブレにソースを挟みチョコレートでコーティングした「ローズ」「ピスタッシュ」など6種類の「ウジェニー」もラインアップ。焼き菓子やハローキティとのコラボアイテムなどもそろえる。クリスマスシーズン限定のマカロンボックスを8個入り、12個入り、18個入り、24個入りで用意。限定ショッパーで販売する。
ラデュレジャポン(東京都渋谷区)の西田真澄さんは「パティシエがフランスのノウハウを元に仕上げたマカロンなどの焼き菓子を用意している。女性を中心に男性客にもギフトとして利用してもらっている。小さい子どもから年配の方までお気に入りのフレーバーを楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~20時。12月4日まで。