「Grill&Italian Fusion(グリル&イタリアン フュージョン)」(長崎市住吉町)が12月6日、移転オープンした。
ホテルの鉄板焼きレストランなどで経験を積んだ齊藤庸介さんが営む同店。「和も洋も楽しめる炭火薫るイタリアン」をコンセプトに和洋折衷のイタリアンと共に備長炭で焼いたグリルなどを提供する同店。「和洋食酒Fusion(フュージョン)」として2019年4月にオープン。以前は15席ほどの店だったが、建物が古いこともあり移転を考えていたところ、店から200メートルほど離れた住吉中公園前の、以前は「久遠チョコレート」として営業していたテナントが空いていたことから移転を決めた。
電球色の温かい光に照らされた40席ほどの店内はカウンターとテーブル席に加え、幅広いニーズに対応できるよう12人収容のボックス席も設けた。
メニューは、注文を受けてからカットするハモンセラーノ生ハムなどを添えた前菜盛り合わせ(1人前1,430円~)やオープン以来定番となっている塩辛入りのポテトサラダ(660円)などの前菜・おつまみメニューからマルゲリータ(M=1,320円、L=1,760円)やボロネーゼ(1,430円)などのフードメニューを提供。網焼きグリルでは長崎県産の朝びき鶏や五島の美豚、牛さがりなどをラインアップ。日替わりで和牛や近江鴨(かも)ロースなども取りそろえる。大型のワインセラーを用意し、ワインのラインアップも充実させた。
「コロナ禍で大変な時期もあったが、新たな店に移転し、オープンを迎えることができた」と話す齊藤さん。「今まで以上にレベルアップした料理を、居心地がいいと思ってもらえるような空間で提供していきたい。香ばしいグリルやおいしいワインと共に気軽に楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時(水曜・土曜・日曜を除く、ランチ営業は来年1月8日から)、ディナー=18時~24時。火曜定休。