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長崎・ベルナード観光通りで「命のパネル展」 動物愛護団体が企画

来場を呼びかける長崎ライフオブアニマルの木村さんら

来場を呼びかける長崎ライフオブアニマルの木村さんら

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 長崎市を中心に活動する一般社団法人「長崎ライフオブアニマル」(諫早市)と一般社団法人「長崎さくらねこの会」(長崎市魚の町)が合同で開催する同イベント。「長崎ライフオブアニマル」は長崎市出身だった同団体代表の木村愛子さんが2009(平成21)年に長崎に帰郷し、長崎が殺処分が全国でもワーストトップクラスの常連県ということを知ったことから立ち上げた。当時、長崎で猫の保護団体はあったものの、犬に注力する保護団体がなかったことから殺処分の対象になりやすい迷子になった犬の飼い主の捜索や保護した犬を飼い主の元に戻す活動に注力。2014(平成26)年には木村さんの努力が実り、長崎市での犬の殺処分ゼロが実現。現在も継続している。

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 「長崎さくらねこの会」は代表の山野順子さんは2017(平成29)年夏、捨てられていた4匹の子猫を救うことができなかったことがきっかけで猫の愛護活動を始めた。2018(平成30)年、任意団体「長崎さくら猫の会」を立ち上げ、不妊去勢後に元の場所に戻し、餌やりやふん尿の清掃を行いながら地域猫として管理する「TNRM」活動をスタート。2022年3月には一般社団法人化し、保護猫シェルターや野良猫専門病院を開設。2024年4月には長崎市のミルクボランティア第1号の認定を受け、行政と連携した活動もスタート。昨年3月、同市の猫殺処分ゼロ達成を大きく後押ししていた。

 長崎市の犬と猫の殺処分ゼロの達成に寄与してきた両団体が合同で行う同展は「知ることから始まる」がテーマ。これまで保護活動に注力してきたが、「動物たちのリアルや命の大切さ、私たちが常に感じていることをまずは多くの人に知ってもらうことも必要」と啓発活動にも力を入れることを決めた。木村さんは「SNSを見たり、イベントに来てくれたりするのは意識の高い人が多い。私たちの活動を知らなかった人の目に触れられる機会を設けることで、現状や起きている問題などを知るきっかけにしてほしい」と来場を呼びかける。「今後はパネル展にも力を入れ、さまざまな場所で『知ってもらう場』も提供していきたい」とも。

 開催時間は10時~20時。入場無料。

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