長崎・市役所通りそばに9月13日、コーヒー豆専門店「松尾珈琲店」(長崎市万才町、TEL 095-827-1762)がオープンする。
同じ豆でも焙煎によって色が変わるという自家焙煎の豆が並ぶ店内
店舗面積は13.5坪。30種類の自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆の販売スペースと、焙煎したてのコーヒー豆をその場で飲めるカウンター4席を備える。
経営は松尾コーヒー(木場町)。同社は長崎の喫茶店やレストラン、ホテルを中心に自家焙煎コーヒー豆の販売製造を手掛けるコーヒー専門メーカー。もともとは長崎で喫茶店を営業していたが、「コーヒー発祥の地長崎でおいしいコーヒーを提供したい」という思いから、1984(昭和59)年に自家焙煎コーヒー会社を設立。以来、長崎のまちなかにコーヒー豆の専門店を開きたいと夢を抱いていたという。
自ら豆を焙煎する同社専務の松尾彰さんは「夢だった店をやっとオープンできた。厳選した豆の素材を生かしてこだわりの焙煎を行っている。同じ豆でも焙煎の仕方で味も香りも変わる。うちの豆を見てもらえれば、コーヒー好きな人はたまらないはず」と自信を見せる。「好みを伝えてくれればオリジナルブレンドも提供できる。コーヒーが好きな人にぜひ来てほしい」とも。今後は、コーヒーの入れ方教室も開いていくという。
営業時間10時~19時。日曜定休。オープンセールとして今月17日まで、コーヒー豆(一部商品を除く)を半額で販売する。