築町商店街(長崎市築町)は11月26日、築町で売られている食材を使い秘伝のレシピで味付けた「築町おでん」を一日限りで販売する。
同日は「つきまち市」の開催日に当たり、「築町おでん」は昨年の同市の際に考案された。好評だったため、今回も販売することになった。具材はもちろん、だしまで築町商店街で販売している食材を使い、販売2日前の木曜日からじっくり仕込んで作り上げる。仕込みを担当した「リビングかねとき」の髙橋秀暢さんは「昨年とても好評だったので、リクエストが多かった。味付けは内緒だが太鼓判を押す」と自信を見せる。
具材には牛すじ、大根、コンニャクなどのほか、くじらすじ、いか天、竜眼など長崎独特の具材も用意する。竜眼は、うずらの卵などをすり身で包んだ「揚げかまぼこ」のことで、見た目が竜の目に似ていることから名付けられたという。長崎では縁起物として知られている。
価格は、竜眼=150円、その他の具材=100円。特設テントで販売する。つきまち市の開催時間は12時~17時。次回開催は来年1月28日の予定。