「詩のボクシング」長崎大会、開催迫る-朗読ボクサー16人がリングへ

2008年に開かれた第1回「詩のボクシング」長崎大会の様子

2008年に開かれた第1回「詩のボクシング」長崎大会の様子

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 「詩のボクシング」長崎大会が9月11日、長崎市立図書館(長崎市興善町)の大ホールで行われる。

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 詩のボクシングとは、リング上で2人の「朗読ボクサー」が交互に自作の文章を全身を使って朗読し、どちらの声と言葉がより観客に伝わったかを判定する「声と言葉のスポーツ」。朗読ボクサーの年齢は幅広く、10~80代の老若男女が自分の言葉を声にして楽しむ。

 朗読形式は自由(3分以内)でジャンルは問わない。詩、短編小説、短歌、俳句、日記、歌詞、手紙、ラップ、パフォーマンスなど表現方法も自由。ただしオリジナルに限り、楽器やBGMの使用は禁止される。選手の言葉が観客の心にいかに届いたかでジャッジされる。

 創設者は音声詩人、映像作家で日本朗読ボクシング協会代表の楠かつのりさん。1997年に同協会を設立し、朗読の新しい楽しみ方、表現方法として「詩のボクシング」の普及に努め、現在では全国的に認知されている。10月16日には、全国大会を東京で開く。

 3回目となる長崎大会では、8月21日の予選会を勝ち抜いてきた選手16人がトーナメントで対戦し、長崎チャンピオンと全国大会出場者を選出する。

 開催時間は13時30分~17時(予定)。観覧無料。

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