長崎県美術館(長崎市出島町、TEL 095-833-2110)で1月27日から、「ウルトラマン・アート!時代と創造-ウルトラマン&ウルトラセブン」が開催される。
1966(昭和41)年7月から放送が始まったテレビ番組「空想特撮シリーズ ウルトラマン」をはじめ、当時の子どもたちに大ブームを起こしたウルトラマンシリーズ。1980年代からウルトラマンを見て育った若者たちが美術的観点から再評価する動きが高まり、テレビという二次元世界だけでなくフィギュアなどの三次元世界へと発展した経緯がある。
同展では怪獣などのデザイン画をはじめ、立体模型や撮影現場の写真、さらに怪獣のフィギュアやウルトラマンをモチーフにした映像など約400点を展示する。ウルトラマンやバルタン星人と記念撮影するコーナーも設ける。
27日11時からは、フジ・アキコ隊員役の桜井浩子さんがトークショーのゲストとして出演。当時のエピソードや撮影の裏話などを披露する。著書の購入者対象に桜井さんのサイン会も開く。聴講無料。
会期中、長崎市出身でウルトラQなどを手掛けた満田監督の講演会やウルトラセブンとの握手会、親子・創作怪獣フォトコンテスト、ウルトラマンにちなんだエレクトーンコンサートなどの関連イベントを予定する。
開館時間は10時~20時(最終入場は19時30分)。観覧料は、一般=1,000円、大学生・70歳以上=800円、高校生=600円、中学生以下無料。3月31日まで(期間中の休館日は2月13日・27日、3月12日・26日)。