バリアフリー推進に向け活動している長崎バリアフリーサークルAmi(アミ)が3月25日、出島三角広場(長崎市出島町)でチャリティー・フリーマーケット「Smile & Dreamフェスタ2012」を開催する。
当日は、リサイクル品や衣服、手作り品など28ブースと、たこ焼き、雲仙ドック、クレープなどのケータリングカー7台の出店を予定する。
同サークル代表でフェスタ実行委員の管田多津子さんは、先天性二分脊椎症という障害を持つ。健常者にバリアフリーの必要性と理解を深めるために車いすの体験やチャリティーイベントなどを開催し、バリアフリー環境促進に向けた活動に取り組んでいる。
今回のイベントは「被災地の障害者支援」を目的とし、フリーマーケットの出店料の一部と会場に設置する募金箱に集まった支援金を福島県の「被災地障害者支援センターふくしま」へ寄付する。
管田さんは「長崎にいて被災地の情報を知ることはできるが、被災地の障害者の情報はなかなか流れてこない。福島県は震災被害だけではなく原発被害のこともある。被災地の障害者の力になりたい」と話す。「被災地の障害者を支援するイベントは今後も続ける予定。1回のイベントで一つの県を支援する形で長期に継続していく」とも。
時間は11時~16時。