長崎県美術館(長崎市出島町2-1、TEL 095-833-2110)で現在開催されている「メアリー・ブレア原画展」の関連企画「貼り絵ワークショップ」が人気を集めている。
同ワークショップはメアリー・ブレアがデザインしたディズニー・ランドの「イッツ・ア・スモールワールド」にちなみ、小さな色紙のパーツを切り貼りして小さな城を作るもの。参加者はのべ800人を超すという。
同館スタッフが「イッツ・ア・スモールワールド」からヒントを得て、オリジナルのワークショップを発案。実施にあたっては、博学連携事業の一環で純心大学児童保育学科の学生が貼り絵パーツの準備や、参考作品・作り方シートの作成などを行った。
同展は、スタジオジブリが所蔵するアーティスト、メアリー・ブレアの作品を中心に、彼女の母としての生き方に焦点を当てた展覧会。ディズニー・スタジオで活躍した当時の「シンデレラ」「不思議の国のアリス」などのコンセプトアートや、「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインなどを展示している。
ワークショップの担当者は「展覧会だけでなく親子のふれあいの時間になる。子どもから大人まではまって貼り絵を制作している。平日はゆっくり楽しんでいただけるので、ぜひ遊びにきてほしい」と来館を呼び掛ける。
時間は10時~18時。料金は1回100円(同展の観覧券持参の場合は1回無料)。