長崎の「りかちゃん通り」で2月9日、イベント「オトナりかちゃんバレンタイン」が行われる。

「うつわや洒舎」では、訪れた人に小さなチョコをプレゼントする。

　主催は、22店の商店主らで構成する「りかちゃん通り向上委員会」。結成以来、今回が初めての合同イベントとなる。同イベントでは、「りかちゃん通り」の名称がついて以来、約28年を経て「オトナになったりかちゃん」が、主に20～40代の世代に向けて5つのバレンタインの過ごし方を提案する。各店が提供するアイテムを組み合わせたストーリー仕立てになっており、「今こそ彼のハートを押す。ホップ、ステップ、ウエディング」「愛を再発見。バレンタイン夫婦デートのすすめ」「恥ずかしがらずに言ってみよう。パパへ『いつもありがとう』「まだ見ぬ王子様を妄想して。バレンタイン女子会」「バレンタイン準備で大義名分。ママとビューティーを極める」の5つ。

　参加者はストーリーを読んでアイテムを提供する店を訪れ、スタンプラリーや粗品を受け取りながら店とのコミュニケーションを図る。提案を構成する店を全て訪れてアンケートに答えると、抽選で賞品やサービスが当たる。事前登録は不要で、当日受け付けでエントリーするか、ポータルサイト「ricachan.net」からデータをダウンロードして参加する。参加無料。

　16時30分からは、230メートルに及ぶ「りかちゃん通り」の各店店頭などで100本の竹灯籠を使った「ストリート・イルミネーション」をともす。同委員会代表の田中英敏さんは「訪れる人の足元をほのかに照らし、全店がおもてなしの心をもって、これから出会う人を温かく迎える気持ちを竹灯籠に込めた。りかちゃん通りは、小さいながらも本当に個性的な店ばかり。そういうものが好きな人なら必ず楽しい体験ができるので、まずは参加してほしい」と参加を呼び掛ける。

　バレンタイン過ごし方提案ウォークラリーは、13時30分～19時。竹灯籠イルミネーションは20時に消灯する。