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長崎のデザイン事務所、総合芸術誌「FLAG」創刊-長崎から世界に発信

「FLAG」創刊号を手にするデザイナーの佐藤瞳さん。波間に見えるのは、長崎の稲佐山。

「FLAG」創刊号を手にするデザイナーの佐藤瞳さん。波間に見えるのは、長崎の稲佐山。

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 長崎の老舗デザイン事務所「HOP」(長崎市銀屋町、TEL 095-820-9355)が8月、芸術総合誌「FLAG」を創刊した。

佐藤さんの名刺

 同社デザイナーの佐藤瞳さんは、「FLAGは文字通り『旗』の意味だが、長崎で『ハタ』と言えばたこのこと。400年前から世界に門戸が開かれていた長崎から西洋のアート、ファッション、文化が入り込み、全国に広がっていった史実があり、そのDNAは今でも長崎人の中に残っている。長崎からアートやファッション、文化を世界の大空へ広げる『ハタ』になるように育てたい」と話す。

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 体裁は20センチ四方サイズで46ページ。創刊号の巻頭にはスタイリストでファッションディレクターの島津由行さんが「都会の幻想に縛られずに他と違う価値観をどう伝えるか」というエッセーを寄稿しているほか、長崎で手に入るデザイン性に優れた商品の紹介や、画家でデザイナーの「ミック・イタヤ」さんや、工業デザイナーの清水久和さん、2人組エレクトロユニットの「80KIDS」へのインタビューなどを掲載する。

 これらの記事は世界に向けて発信するため全て日本語と英語の対訳になっており、目次はハタ揚げ(たこ揚げ)のイラストにするなど、世界を意識した上で長崎の独自性を前面に押し出すデザインが目立つ。

 佐藤さんは「この雑誌は、高いクオリティーとポテンシャルを持つ長崎の『とがったところ』を、どこにもこびずに広げるためのメディア。東京でも手に入るので首都圏の人にもぜひ読んでもらいたい」とも。

 価格は500円。長崎県美術館や石丸文行堂本店、好文堂書店、メトロ書店本店などで販売するほか、東京の代官山蔦屋書店、パルコブックセンター渋谷店(以上、東京都渋谷区)でも扱う。

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