婚活支援を手掛ける「シンパシー」(長崎市勝山町)が11月30日、女性限定で「布なぷ女子会」を開く。
同社は婚活パーティーなどのイベント事業を通じて、多くのカップルを誕生させてきた結婚支援企業。今月23日には「大人の駆け引き!ゲーム・DE・デート」と題する独身男女対象のボードゲームを使った出会い系イベントも予定する。同社の飯田貴文さんは「長崎では女性の方が積極的。同じ男性として、男性にはもっと頑張ってほしい」と話す。
「布なぷ女子会」は、女性の身体や環境に優しい生理用品として近年注目されている「布ナプキン」を、参加する女性同士が気軽に話しながら実際に作っていくワークショップ。講師の大原万里亜(まりあ)さんは長崎市出身。特別支援学校の教諭を16年間経験し、今年7月に布ナプキン・布おむつ専門店「りぼん」(古川町)を開業。女性を支援するさまざまなイベント活動を行う一方、映画「ペコロスの母に会いに行く」では女郎役のエキストラとして原田知世さんと共演した。
「女性が一生に使う紙ナプキンの量は約1万3000個。これを布ナプキンに替えることで環境への負担が軽減されると同時に女性自身も体温や免疫力の上昇、かぶれやかゆみ、臭いの軽減、生理周期の安定化などの実例に多数接してきた。ワークショップで楽しく女子トークしながら布ナプキンの良さが伝われば」と大原さん。「布ナプキンは満月の日に摘んだビワの葉で染める。その日は葉先まで栄養分が一番浸透するらしく、実際に染めた色も一番濃い」とも。
飯田さんは「いつもは独身限定のイベントばかり。今回は23歳以上の女性なら未婚・既婚問わず誰でも参加できる。大原さんはとても楽しい方なので盛り上がることは間違いない。自分は男なので参加できないのが残念」と話す。
開催時間は14時~16時。参加費は2,500円(布ナプキンキット込み)。針、糸、はさみは各自持参する。先着15人。詳しくはホームページで確認できる。