サンタの格好で長崎市内などをツーリングする「クリスマスツーリング」が12月23日に複数計画されている。
ネット掲示板2チャンネルで「サンタの格好をしてクリスマスイブにツーリングをする」という話題が数年前から広がり、全国でいろいろなグループが取り組み始めた同ツーリング。今年のクリスマスイブが平日であることから、天皇誕生日の12月23日に走行するグループが多いという。フェイスブックページ「クリスマスツーリング長崎」の管理人で、長崎市内を走行予定の西村雄志郎さんは「大学生だった昨年、同級生らと8人で初めて走った。沿道の人から声援をもらって楽しかった」と振り返る。
西村さんは昨年と同様のコースを走る予定で、19時ごろ長崎東公園(長崎市戸石町)を出発。国道34号線を長崎市内に向かい、中央橋を経て大浦海岸通りへ。ガスト前を右折して水辺の森公園(常盤町)を抜け、電車通りに沿って長崎大学前を通過。昭和町通り交差点を右折して西山台方面へ抜けた後、諏訪神社方面へ走って稲佐山へ向かい、山頂駐車場で21時30分ごろ終了予定。
「計画的な集団走行にはもちろん届け出が必要なので、積極的に声を掛けて集める予定はなく、あくまでも個人的な走行。安全運転を第一に心掛け、心に余裕を持って走りたい」と西村さん。
ほかに長崎空港近くの森園公園(大村市)を朝9時30分ごろ出発するグループ「長崎サンタツーリング」は、国道34号線を佐世保方面へ走り、針尾バイパスなどを回って東彼杵から再び大村市内へ戻り長崎市内を目指す。公会堂前から中央橋、夢彩都前、市民病院前と通り、女神大橋を抜けて17時ごろ上部公園に到着。到着後は現地で解散予定。同グループのメンバーは「今回で6回目。休憩場所では子どもたちに菓子を配っているので、見かけたら声を掛けてほしい。ツーリングは警察へ事前に届けを出して全員で安全走行をしているため、連絡無しでの飛び入りバイクの参加はできない。十分に気をつけて」とツイッターで注意を促している。