長崎の街のデザインに関する啓発活動に取り組む「null 長崎都市・景観研究所」は4月26日、創立4周年を記念して「ヌル祭」を開く。2年前に開催した人気イベント「カワイイ採集大冒険」も復活する。
同所代表の「にわ仮面」さんは、「思えば2010年4月にnullを立ち上げた時、自分も含めメンバーの多くが学生だった。全員が何らかの形で都市デザインに関わりを持ち、常に長崎の街をデザインすることにこだわってきたことが今日、小さいながらも数多くのアーカイブを残すことができた。これからも長崎の街にカタチを残していきたい」と話す。
同祭メーンイベントの「第2回 カワイイ採集大冒険」は、担当地区を歩きながら「カワイイ」と思ったものを撮影し、作品として「採集」するもの。にわ仮面さんは「単に写真を撮るという気持ちではなく、昆虫や植物採集のように成果物を集めるという気持ちで街歩きをすることに大きな意味がある。エリアに住む人たちとの交流も必然的に生まれるのがミソ」と話す。参加者はデジタルカメラ、筆記用具、パソコンを持参し、同日13時に眼鏡橋(長崎市賑町)に集合する。17時まで。
18時からは場所を「東山手甲十三番館」(東山手町)に移し、スペシャルデザインセッション4周年記念パーティーを開催。その中で「カワイイ採集大冒険」の成果発表会も行う。発表会では「ベスト・カワイイ賞」などを選出し、景品も用意する。
参加申し込みなど詳しくはフェイスブックページで確認できる。