英会話スクールの「COCO塾」長崎校(長崎市銅座町、TEL 095-811-0025)で9月26日、長崎県とのコラボイベント「おもてなし in Nagasaki」を開催する。
県が推進する「総おもてなし運動」の一環。同塾インフォメーションセンター長崎の飯田里絵センター長は「日本人の多くが長い年月をかけて英語を学んでいるのに英語が話せない理由は、英語力だけの問題ではなく、コミュニケーション能力の問題が大きい。英語が話せるだけでほめられる時代は終わった。これからは異文化に触れながら対話する能力があってこそ認められる時代。当イベントで多くの人に本物の英語対話力の入り口を体験してもらえれば」と話す。
長崎県は「長崎県民あふれる笑顔でおもてなし!」を合言葉に同運動を推進しており、「おもてなし活動6か条」の制定や「ながさき・おもてなし協力隊」「地域別おもてなしセミナー」など、企業や各種団体などとコラボ企画を図りながら「長崎を訪れる人たちにいい思い出を持ち帰ってもらおう」と、さまざまな活動を展開している。
同イベントの開催は2回目。今回のテーマは10月7日から始まる秋の大祭「長崎くんち」。外国人観光客に扮(ふん)した外国人講師と実際にロールプレーイングを行いながら、「外国人観光客から英語で話しかけられたら、どのように対話するか」を疑似体験する。
外国人観光客に扮するジョージ講師は中国系イギリス人。飯田さんは「日本人の誰もが日本語で対話できるように、コツさえつかめば日本人でも英語で対話できる。欧米人の先生に緊張してしまう人でも、日本人に親しみのある容姿を持つジョージ先生なら誰でも緊張せずに話せると思う。ひょっとしたら、これが英語対話力習得の入り口になるかもしれない。ぜひ恥ずかしがらずに参加してほしい」とほほ笑む。今後もテーマを変えながら毎月第4金曜日に開催する予定という。
開催時間は19時~19時50分。参加費は500円。電話で事前予約が必要。テーマに関係した参加賞も用意する。
営業時間は12時~21時(土曜は10時~19時)。火曜・日曜定休。